2023年6月20日火曜日

ロアマスターズ・アーカイブ:道筋と潮汐

LOREMASTER’S ARCHIVE: TRAIL AND TIDE

01/23/2015


月の司祭フナルによる新しい伝承の本を読み、カジートについての質問の答えを見てみましょう。

本日の回のため、私たちは月の司祭フナルを蔵書庫の広間にお迎えしました。彼は新しい伝承の本を届け、カジートに関する皆さんからのたくさんの質問に答えてくれました。新しい書物をお楽しみください!

次回のロアマスターズ・アーカイブは、アレッシアによる奴隷解放をテーマに、他ならぬアブナー・サルン氏が引き受けて下さいます。このテーマに関するご質問をお送りください。



『道筋と潮汐』

月の司祭フナル 著

どんな猫でも月を見れば、毛皮を照らす甘い光の愛撫を感じることができる。どんな猫も潮の満ち引きと、無視できない双子月の踊りのリズムを感じることができる。

しかしどんな猫にも、ジョーンとジョーデが優しきニルニと世界の陰の闇の間にある不毛な天空をさまよい、猫が虚無に向かって吠えることがないよう守っている時、彼らが発している囁き声が聞こえるわけではない。だからこそ月の司祭は子猫を導き、先頭に立って秘密の糸を辿り、月の運動と潮汐を教える。

真の猫は正しき道筋のために休むことなく狩り、ジョーンとジョーデが踊りながら空へ向かって辿った終わりなき道、を一つまた一つ、肉球の痛みもミルクを求める喉も構わず進む。ジョーンとジョーデは全世界にある砂糖の粒よりも多くの道筋を辿った。猫にとって、飽きて追跡を断念することは容易である。だからこそ、月の司祭は子猫を励まし、最も古い時代の物語を分かち合い、彼らが狩りへと戻るよう誘う。

全ての猫は、砂糖が丘のように積みあがる星の裏の砂場に憧れている。全ての猫は月光の合唱を夢見る。真の猫が知る喜びの音である。

だが、全ての猫が死に際してケナーシの優しい抱擁を知るわけではなく、全ての魂が彼方へ飛び、終わりなき温もりに浸るわけではない。だからこそ、月の司祭は性悪の猫を叱り、道を外れた者たちに打擲を加え、月が織りなす道へ戻るのを待たねばならない。

真の猫はつまずき、森の奥で道を見失い、恐るべき心臓に導かれた暗い踊りの誘惑に遭うかもしれない。恐怖が魂を捉え、精神を混乱させ、感覚を鈍らせるかもしれない。だからこそ、月の司祭は最も声高き猫となり、悪臭を放つ靄を吹き飛ばさねばならない。



月の司祭フナルがあなたの質問に答えます:
MOON BISHOP HUNAL ANSWERS YOUR QUESTIONS:


「敬愛する月の司教様、リーパーズ・マーチ地方での恐ろしい出来事を受けて、カジートではない市民の多くがドロ・マスラの正体について疑念を抱いています。長年、学者たちによりカジートの反転した側面であると考えられてきたこれらの闇の精霊について、あなたの民の多くは話すことを拒否しています。一言で言えば、彼らはデイドラのように見えます。ローカジュの巣穴とは、オブリビオンの領域のひとつなのですか? 暗きたてがみはどのようにしてドロ・マスラになったのでしょう。そしてサルン一族はこれらの勢力との取引から何を得ることを望んでいたのでしょうか?」──Legoless, Doyen of the United Explorers of Scholarly Pursuits より


月の司祭フナルの回答
「この話題は口にするだけでも危険なものだ。特に月のない夜、闇の引力が強まり、ベントの踊りにつられて尻尾がぴくぴくと動き出すようなときには。そのような話題についてこの者は『闇の子供』という題の書に記しているが、おそらくあなたがそれを読む機会はないだろう」

「ローカジュの巣穴は、失われた子猫に関連するあらゆるものと同様に、ムンダスのものだ。真の猫(true cats)の魂は神聖な月の光を浴びているが、同時にどの猫も闇の引力を知っており、ベント・ダンスに参加したいという衝動を感じている。闇に耳を傾けすぎた真の猫は曲がった猫(a Bent Cat)となり、その魂はナミイラによって世界の裏の闇へと運ばれ、最終的にはドロ・マスラとなる。これが、暗きたてがみと呼ばれる不幸な者に起こったことだ」

「ニベネイのサルン一族の目的について、この者に語れることはない。彼らはデイドラと取引していることで知られているから、あるいはそこから何らかの利益を得ているのかも知れない。 "デイドラ" という言葉が "エイドラではない" という意味であることを考えれば、ドロ・マスラにも同じ言葉を用いることはできる。おそらくサルン一族は、オブリビオンのデイドラを利用するのと同じ方法で彼らを使うことを目論んでいたのだろう」


「カジートは、マッサーとセクンダがローカジュが生まれる前から存在していたと主張していますが、『月夜のロルカーン』という本では、彼らは勇敢なトリニマクがロルカーンの心臓を引き裂いた後に創造されたと述べられています。またあなたの民は、ローカジュの遺体が月に飛ばされたと信じており、『月の猫とその踊り』では月のラティスの死んだ月というものについてほのめかしています。月は本当にロルカーンの死体なのですか? そして "死んだ月" とは何のことですか?」── Eis Vuur Warden, Wayward and Contract Scholarより


月の司祭フナルの回答
「真の猫が月と交わり、その魂が月のラティスに登るとき、カジートは、ジョーンとジョーデの後ろを行く死んだ月を見ることができる。この月はローカジュの亡骸だ。彼がニルニの子供たちが住むための世界を作った後、ローカジュの心(/心臓 the heart)にいた闇は世界の牢獄を作った──第一の秘密を知らなかったからだ。こうして彼の心臓は切り取られて世界の裏側の闇に埋められ、彼の体は高く投げ飛ばされ永遠に月を追うこととなった。真の猫はこういったことを全てクラン・マザーから学ぶ」


「この者はご挨拶申し上げる。この者は長らくカジートがウェアウルフをどう見ているのだろうと考えていた。この者は犬と猫とが自然に憎みあうのを知っているが、どちらもジョーンとジョーデによって影響を受けているのは同じだ。カジートが、たとえば、長い間ウェアウルフだった場合、彼らのジョーンとジョーデの信仰に影響を及ぼしたりするのだろうか? 月の光と温かな砂がありますように、To'rajiより」


月の司祭フナルの回答
「カジートの狩人は皆、ハーシーン卿を尊敬している──狩人でない猫がいるだろうか? しかし、はらぺこ猫の贈り物のすべてが真の猫にとってよいものであるとは限らない。月のラティスはカジートに毛皮を与えるが、その毛皮を他のものに変えることは許されていない。この者は、ウェアウルフが月を崇拝するのは、真の月への信仰の真似だと考えている」


「私たちの書記は現在、『Ri'datta-ssabavezi』(※)の転写に取り組んでいます。この物語では、あなたの民は "猫の上の猫" を登り、最終的にジョーンに到達し、そこで "レレスウェア" と呼ばれるものを設立したとあります。しかし、私たちはこの意味を理解できませんでした。ギルドの者の中にはこれを文字通りに受け取る必要があると言う者もいますが、それは不可能のように思えます。私は正しいですか?」── Iszara the Restless, Singer of the Scenarist Guild より

(※ベセスダの公式フォーラムでMichael Kirkbride氏らによって作成されていた非公式プロジェクトである "Pocket Guide to the Empire, Second Edition" 内に登場する書籍)

Pocket Guide to the Empire, Second Edition/Lleswer - La Grande Bibliothèque de Tamriel(https://lagbt.wiwiland.net/index.php?title=Pocket_Guide_to_the_Empire,_Second_Edition/Lleswer#:~:text=The%20Ri%27datta%2Dssabavezi


月の司祭フナルの回答
「神話の本質とは、それが真実であると同時に単なる寓話でもあるということだ。あなたは "正しい" か? この考えに照らし合わせれば、その質問には意味がない。だが怒らないでほしい、毛のない者よ。多くの物語は、ひとつとは限らない答えを持つパズルなのだ」


「月の司教フナル。多くのカジートがスクゥーマを摂取しています。多くの国がそのような物質を摂取に眉をひそめ、全面的に禁止しているにもかかわらずです。月の司祭であるあなたからみて、宗教的な儀式でスクゥーマが使われることについてどう思われますか?」──J'Kierr Solhir, Simple Khajiit Merchant and Sellsword. より


月の司祭フナルの回答
「スクゥーマは我が民にとっての災いだ。継続的に使用し続ければ、カジートは必ず闇に導かれていく。それが宗教的な興奮の状態へ達するために使用できるということは事実だが、そこから得られるビジョンはすべて偽りであり、異端のものでしかない」


「多くの人が、カジートの姿は月の周期によって決まるという話を聞いたことがあると思います。では、アルフィク(飼い猫サイズのカジート)が、アルトマー2人分ほどの身長があると言われているセンチラートのバトルキャットを産むということもありうるのでしょうか?」──TheHumanFloyd より


月の司祭フナルの回答
「ああ、毛のない者たちよ。なんと想像力を豊かなことか! 単純答えは、 "はい" だ。言われているように、ジャ・カージェイがカジートの毛皮、つまり "品種" を選ぶというのは全くの真実だ。しかし、我ら猫の民の大きさの違いは、帝国の特定の資料では誇張されているようだ。レマンの征服中、シロディール人がカジートの王国への侵略を正当化する口実を求めていたとき、我らは "獣人" という形容詞を貼りつけられ、知覚力の少ない我らのいとこたちとの類似点を強調するプロパガンダが広められた。肥沃な土地を我らのような下等な "獣人" から解放することに何の問題があろうか? いかにも、カジートには 17 種類の異なる毛皮が存在する。だが、詮索好きな者よ、くれぐれも帝国のプロパガンダの誇張には惑わされぬようにすることだ」



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Elder Scrolls Online公式サイトにて掲載されたLoremaster’s Archiveの記事を日本語訳したものです。ESOゲーム内書籍として実装されていない本については英語の題名と著者名を併記してあります。ゲーム内書籍として実装されている本については、訳はESO日本語版同書籍のものです。

原文:Loremaster’s Archive: Trail and Tide - The Elder Scrolls Online(https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/25039

訳:かみつき 2023年6月


おまけ:関連書籍

『闇の子供』
月の司祭フナル 著


新月:
ドロ・マスラの闇の遊戯について。

満ちる月:
真の猫が死ぬとその魂はケナーシによって持ち上げられ、星の裏の砂場へと飛ばされ、次の襲撃まで遊びと捕食を行う。
曲がった猫が死ぬとその魂はナミイラによって世界の影の闇へと引きずり込まれ、尻尾がまっすぐになるまでローカジュの心臓に仕える。

満月:
これらは闇の踊り子となり、音楽ではなく心臓の鼓動に合わせて舞う。時にニルニの亀裂をすり抜けて月明かりの世界に現れ、月のない夜そのもののような風貌で我々に混ざって練り歩く。そして我々はそれをドロ・マスラと呼び、恐怖の名となっている。
真の猫がドロ・マスラのベントの踊りを見ると、闇に引っ張られる感覚に陥り、尻尾が一定の間隔でけいれんを起こし始める。けいれんするたびに月明かりから引き離され、影が長くなり曲がっていく。そして闇の潮が光の潮を上回ると、真の猫は消え、曲がった猫となる。
真の危険はその先にあり、ドロ・マスラは曲がった猫の魂を引き抜き、亀裂を通して闇に送り込める。心臓の鼓動を聞くと、その魂もベントの踊りを始める。
その踊りはなかなか止まらない。ある夜、ローンの村人たち全員がベントの踊りをしているところを発見されたことがある。今はもう誰もそこを訪れない。

欠ける月:
ドロ・マスラを追い払うには二つの方法がある:ジョーンの法とジョーデの法である。
戦士はジョーンの技を用い、爪を使って闇が消えるまで打ち続ける。この方法は心と爪の強い者は誰でも用いることができるため、優れている。
司祭はジョーデの法を用い、まばゆい月明かりで月なき闇を照らす。この方法を用いると、追い払われた曲がった霊魂は復活できないため、より優れていると言える。



『月夜のロルカーン』

ファル・ドルーン 著


アダマンチンの塔での出来事に関する様々な報告を説くつもりはない。また、明瞭なる暗喩の戦から生じた話が、俗に呼ばれる「物語」というものの特性に欠けていることに関しても、述べるつもりはない。皆それぞれに、ロルカーンに関するお気に入りの物語、ニルン創造の背後にあるお気に入りのロルカーンの動機や彼の心臓を巡るお気に入りの物語があるだろう。しかし、「月夜のロルカーン理論」はとりわけ注目に値する。

端的に言うと、今も昔も月は、ロルカーンの「聖なる肉体」の二等分から成り立っている。他の神々のように、ロルカーンは「偉大なる創造」に加わった次元(惑星)であった…八大神は自らの神聖なる肉体を一部貸し与え、定命の者の次元(惑星)を創り上げた。一方で、ロルカーンの肉体は粉々に砕け、流星の如くその聖なる光はニルンへ落ち、「その存在価値と多少の利己心の跡を残す」こととなった。

従って、マッサーとセクンダは、二分割の化身(アルテウムによるところの「裂けた二元論」)であり、ロルカーンにまつわる伝説でしばしば非難の対象となるのである。それはすなわち、アニマとアニムス、善と悪、有と無、そして肉体と嗚咽や、失敗した者のうめきと沈黙を織り成す詩歌などといった概念を指す。ロルカーンは、己の役割に命の限りがあることをいつも忘れぬよう、夜空に月を置いたのである。

この理論を支持する者によると、他の「心臓物語」はすべて、月の真原点に関する陳腐な神話であると言う。(また、言うまでもなく、「空虚なる三日月理論」に対しても同様にとらえている)



『月の猫とその踊り』

クランマザー・アニッシについて


髪のない学者が自分の砂漠から我らの砂漠を訪ね、「カジートの真実が知りたい」と言った。

するとクランマザーは「一つだけ?あまり好奇心がないわね、髪のない学者よ」と言った。

髪のない学者は、鼻の上に乗った小さな窓の向こうからクランマザーをじっと見てこう言った。「君たちのさまざまな種について知りたい。生まれた時の月の満ち欠けによって身体的な形態が決まるというのは本当か?」

するとクランマザーはこう言った。「髪のない学者よ、その通りだわ。私はジョーデが満ちつつありジョーンが新月だった時に生まれたので、オムヘス・ラート。ここにいる私の娘はジョーデが満ちつつありジョーンが満月の時に生まれたので、センチ・ラート。そのため全く似ていない」

学者は母子をじっと見たあと、「私には全く同じに見える」と言った。

するとクランマザーは「瞳の丸い者は視力が低いと聞いたことがある。悲しきことね」と言った。

髪のない学者は顎を触りながら言った。「君たちのいわゆる月のラティスについて知りたい。月の満ち欠けによって生活のすべてが規定されるというのは本当か?」

するとクランマザーはこう言った。「髪のない学者よ、その通りだわ。今日はジョーデもジョーンも新月のサセイなので、シチューを冬の光に混ぜることはしない」

髪のない学者はまばたきをして言った。「ウィザーシンズ、つまり逆回りのことか?しかしあなたは、今まさにそのようにスープをかき混ぜているが」

するとクランマザーはこう言った。「それは上から見た場合に限る。もしやあなたの目は一つの方向からしか物が見えないの?悲しきことだ」

髪のない学者は鼻の上の窓を調整して言った。「まあいい。わかった。双子月の舞踏について教えてくれ。君たちカジートは、真夜中に月明かりで踊るというのは本当か?」

するとクランマザーは言った。「それは違う。我々はいつでも双子月の舞踏を踊っている。それが我らの喜びよ」

髪のない学者は言った。「今は踊ってないじゃないか。火のそばで座っている。踊る時は私も参加したいから言ってくれ」

するとクランマザーはこう言った。「私と娘は今この瞬間も月に向かって踊っているが、あなたには尻尾がないので参加できない。悲しきことだ」

髪のない学者は拳を噛んで言った。「まあいいだろう。君たちは月に対して興味深い信仰を持っているそうじゃないか。教えてくれ」

するとクランマザーはこう言った。「いいでしょう。ローカジュがニルニの子らに居場所を作ったとき、心の闇によってそこは牢獄となった。彼の心は切りとられた後ニルニの奥深くに埋められ、体は月の方へ飛ばされたが、第1の秘密を知らなかったため通過できなかった。こうして彼の体は月のラティスの死んだ月となった。すぐそこにある。見える?」

髪のない学者は空をじっと見て言った。「月など全く見えない…マッサーもセクンダも新月だ。どういうことだ?」

するとクランマザーは「髪のない学者よ、この者はあなたの目のことを忘れていた」と言った。ため息をつき、尻尾を踊らせ、肩をすくめてこう言った。「悲しきことだ」



今回のロアマスアーカイブは2015年のものですが、2019年の新章エルスウェアで追加されたゲーム内書籍にはカジートの信仰、特にリドサーリ・ダッタによる改革が行われる以前の時代の信仰について詳しく記されたものが複数追加されているのでおすすめです。今回の内容でも取り上げられているドロ・マスラについても深く触れられています。

2023年6月16日金曜日

Scroll of Shadow

『影の書』


第一の書:

────この影と、世界との関係の探求に選ばれ、アズラ・ナイトウィールダーは影が単なる光の欠落ではなく、衝突する力によって創り出される可能世界の反映であることを初めて発見したのだった。光が岩に当たるとき、その影は過去、現在、未来においてその衝突の記録となる。

火と水、風と岩、国々の戦争などの他の衝突する力もまた、より微妙な影を生み出している。

技術と忍耐さえあれば、あらゆる影を読み取り、そのパターンを導き出し、強調し、取り除くことができる。

影を操ることは、伝染によって、影を投じた物体や力そのものを操ることとなる。


第二の書:

────アズラはかつてない試みに挑んだ。自らの影を操り、あらゆる可能世界に存在する全てのアズラと同時に接続して融合し、一個の存在から普遍の存在へと変わろうとした。

無知なレッドガードの兵士たちは、アズラが成功した場合の力を恐れ、罠にかけ、対峙した。

その戦いは、魔術師によい結果をもたらさなかった。

彼が魔法の制御を失ったときに出来た大穴は、彼の名のついた村「アズラズ・クロッシング」で今も見ることができる。

その日、影の学問は偉大な人物を失った。しかし、ペルガン・アスールのような他の人物が彼の代わりを務めようとしている。



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「The Elder Scrolls Travels: Shadowkey」に登場する、『First Scroll of Shadow』と『Second Scroll of Shadow』の拙訳です。

 「Shadowkey」は2004年に、N-Gage(携帯電話とゲーム機の機能を持つ端末なんだって知らなかったなぁ。N-Gage - Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/N-Gage)向けにリリースされた作品で、TESの携帯機向けシリーズであるTES Travelsの一作でもあります。

この作品に出てくる影の魔法についての設定は、ESOのナイトブレードが使うスキルの設定として登場していたり、ネクロムから加わったコンパニオンであるアルカニストのアザンダーのクエストで可能性の世界から力を引き出す研究が登場したりします。

また、アズラ・ナイトウィールダーの最後の試みが行われたアズラズ・クロッシングはハンマーフェルにあり、2018年に公開されたTES6のアナウンス動画でちらりと見えた巨大なクレーターのような地形はその場所なのではないかという説も出ています。

原文:Shadowkey:Scroll of Shadow - The Unofficial Elder Scrolls Pages (UESP)(https://en.uesp.net/wiki/Shadowkey:Scroll_of_Shadow


2023年6月5日月曜日

ロアマスターズ・アーカイブ:レマンⅡ世-野望の限界

LOREMASTER’S ARCHIVE: REMAN II – THE LIMITS OF AMBITION

01/09/2015


上級王エメリックその人があなたの質問に答え、第二帝国の崩壊を紐解きます。

本日のアーカイブへの旅では、王陛下御自身が、執筆された最新の伝承の本を披露してくださいます! 歴史の失敗から学び帝国の新たな黄金期を実現しようとされている君主から、レマンⅡ世と第二帝国の衰退について学びましょう。

次回の記事では、月の司祭フナルによる新しい伝承書を紹介する予定です。カジートと彼らがもつ月との関係について、司祭へのご質問をお送りください。



『レマンII世:野望の限界』

上級王エメリック 著


無能なカスタヴの廃位の後、帝国を支配する立場に置かれたレマンII世の最初の特筆すべき行いは、2804年のウィンターホールドの反乱を迅速に終息へと向かわせた交渉である。読者には、この点についてよく考えていただきたい。新しく、その手腕を試されたことのない指導者が怒りに燃えたノルドを相手に、無用の流血を見ることなく平和を築くことができたのである。これは並大抵の実績ではない。第二帝国に黄金時代を到来させる男の素質を示したものだろう。

反逆するノルドを鎮めただけでなく、タムリエルのほぼ全土を統一し、歴史に記録されている限り最も平穏で生産的な時代を打ち立てたこれほどの指導者が、いかにして帝国の凋落を招いたのか? 私はこの点について思索する。その前にこの類まれなる男の功績と、そこから得られる教訓を確認しておきたい。

レマンII世は戦術の達人だった。彼が携わった戦闘の記録を調べれば、レマンII世自身の洞察力だけでなく、自分の兵にも敵の兵にも敬意を払っていたことが分かる。帝国の新たな領土を征服した際、彼は注意深く規則を定め、その地域の風習や伝統、とりわけ確立された交易をなるべく妨害しないようにした。もちろんインペリアルの文化は広まったが、それは強制的な同化政策によるものではなかった。むしろ人々は自由な交易や安定性、より優れた基本設備の開発などの利益を享受することで、帝国を受け入れ、支持するようになったのである。レマンII世は各地方から助言者を集め、それまでの多くの皇帝よりも遥かに、自らの民に注力した。

長い年月の間、タムリエル中が平穏だった。死霊術とデイドラ崇拝は禁止された。交易は活発になり、レマンII世とその助言者たちによる配慮の行き届いた援助を通じて、第二帝国は栄えた。だが、この偉大なる帝国はさらに多くを求めた。レマンII世は心に重くのしかかっていた未征服の領域、すなわちブラック・マーシュとモロウウィンドへ目を向けた。2830年、彼は帝国軍を招集し、性急にもブラック・マーシュを征服しようとした。病気と、凶暴な獣によって沼のために命を落とした者たちはアルゴニアンとの戦闘で失われた数に匹敵するほどだったが、帝国は2837年までに、北と東の国境地域に足掛かりを築くことに成功した。レマンはブラック・マーシュが公式に併合されたと宣言した。

おそらく、レマンII世の最も致命的な無分別は、これで満足しなかったことだろう。彼は次にモロウウィンドへ向き直り、八十年戦争の火蓋を切った。双方の側にとって壊滅的な被害を残した、長く血なまぐさい紛争である。その戦いはおぞましいもので、モロウウィンドとの間にあったわずかな外交の可能性も消滅してしまった。レマンは2843年、ダンマーとの戦いに倒れた。後継者たちが戦闘を継続するかたわら、帝国は出費と不和に苛まれ、衰弱し始めていった。

おそらくこのことが、レマンII世があらゆる指導者に与えうる最大の教訓だろう。つまり野心の暴走を抑えよということだ。彼は成功によって、帝国のためにますます大きな将来を望むようになった。タムリエル全土を統一する欲望の中で、レマンは第二帝国黄金時代を偉大にしていた信念と実践を崩してしまった。民が望まず、安全や自由な交易、帝国の繁栄のために必要でもない、希望なき戦争に身を投じたのである。



上級王エメリックがあなたの質問に答えます:
HIGH KING EMERIC ANSWERS YOUR QUESTIONS:


「王陛下、ダガーフォール・カバナントの指導者として、陛下は第二帝国の凋落についての権威であらせられます。今回の同盟戦争については、どのようにお考えでしょうか? 何が達成されるのでしょう? 陛下の同盟が掲げる大義は崇高なものと存じますが、私には、真の敵であるモラグ・バルの企みが成功する一方で、よき兵士同士が互いに戦い命を散らしているように思われてなりません」── Alessandra of Cyrodiil より


上級王エメリックの回答
「演説家や扇動者は同意しないだろうが、政治的な事柄において、ただ一つの方針が他の選択より優るというような単純なことはほとんどない。君主は現在だけでなく未来についても目を向けねばならない。ダークアンカーはタムリエル全土に落ちているが、その侵略の中心地はシロディールの帝都だ。これは偶然ではない。アレッシアとレマンの都市は、それ自体が象徴的かつ現実的な大きな力の源となっている。侵略を退けた後、誰が帝都の実権を握るかは、タムリエルの全ての民にとって重大な影響を及ぼす問題となるだろう。我らハイロックのブレトンは、エルフによる圧政を忘れてはいない。アリノールであろうとモーンホールドであろうと、タムリエルを二度とそのような暴君に支配させてはならない」


「我が王。私は現在、第二帝国の統治者たちについて研究しております。しかし得られる情報は不明瞭なものばかりです。帝国大学の資料によれば、シドリ・アシャクは "最後の強力なアカヴィリ最高顧問" であるだけでなく、第1紀のあいだにシロディールの統治者であったともあります。正確には彼は何者なのでしょうか? 彼はヴェルシデュ・シャイエとサヴィリエン・チョラックの後に統治を引き継いだのか、あるいはレマン王朝のどこかの人物だったのか。あるいはその両方でしょうか?」── Iszara the Restless, Singer of the Scenarist Guild より


上級王エメリックの回答
「第二帝国の皇帝たちはそれぞれ、元老院におけるアカヴィリ派の指導者でありアカヴィリ最高顧問の称号を持つ人物から助言を得ていた。シドリ・アシャクは、レマンⅡ世とレマンⅢ世の間にルビーの玉座の空白を埋めた、あまり知られていない皇帝であるブラゾルス・ドールの最高顧問だった。ドールには統治者としての際立った資質はなく、国事にも関心を持たなかったため、ほとんどの時間をスキングラード近郊の別荘で過ごすことを好んだ。統治の詳細、ひいては政策や政治に関するあらゆる問題は、彼の最高顧問であるシドリ・アシャクに委ねられた。これはドール皇帝が治世の間に下した唯一の賢明な決断であり、これにより優れた行政官であると同時に誠実な人物であるシドリ・アシャクの能力が証明された。彼の名が当世にあまり残っていないのは残念だ。私は彼の著書である『ある卑しき最高顧問の回想』の貴重な写本を持っていてね。眠る前にはよく読んでいる」


「陛下、レマン・シロディールとその後継者に対する陛下の多大なる賞賛はこの地によく知られております。しかしながら、アカヴィリの後継者たちに対する評価はあまり知られておりません。陛下の御考えでは、最高顧問たちが為したことの中で正しい行ないであったと評価できるものはありますでしょうか。また彼らの政策のうち、カバナントの旗の下で統一されたタムリエルという陛下の未来図において復活させる価値があると御考えのものはございますか? 」── Legate Cyclenophus of the Bretonic Imperial Renewal Society より


上級王エメリックの回答
「既に語ったように、賢明な君主であればブラゾルス・ドールの下でよき治世をみせたシドリ・アシャクを手本にするべきだが、卿の質問は、レマンⅢ世の暗殺の後に帝国を統治したヴェルシデュ・シャイエとサヴィリエン・チョラックの摂政についてのもののようだ。正統な皇帝ではなかったにも関わらず、最高顧問たちによる統治はそのほとんどが賢く、長いものだった。ヴェルシデュ・シャイエは平和の実現者であり、セルヴァント休戦協定(※Cervant Truce)を批准してモロウウィンドとの悲惨な80年戦争を終結させ、帝国貴族の私兵を鎮めた。とはいえ、彼の最大の功績はギルド法であると言える。帝国全土で貿易と取引の規制を確立し標準化したものであり、これは実際にタムリエル大陸全土、さらにはサマーセット諸島においても事実上の法として採用された。彼の後継者であるサヴィリエン・チョラックは行政官としてさほど有能とは言えず、彼の治世から徐々に帝国を分裂させはじめた危機に対してしばしば不十分な対応をとったが、賢明な面もあった。ロスガーのオークを敵としてではなく友として迎えることが重要であると認識し、最終的にオルシニウムを帝国に引き入れたのは彼だったのだよ」


「陛下、ベルカースとドラゴンスターの市民を代表して質問いたします。かつての偉大な第二帝国における忠実な臣民でありながら、ダガーフォール・カバナントでは二流の扱いを受けている者たちです。ハンマーフェル東部のクラグローンは目下、いわゆるスケイルコートと、彼らがセレスティアルと呼ぶ存在からの厳しい脅威にさらされています。ハンマーフェルはカバナントの一部ではないのですか? カバナントの祖国におけるセレスティアルの脅威との戦いに、なぜウェイレストからの援助が得られないのでしょうか?」──Enodoc Dumnonii, Savant of the United Explorers of Scholarly Pursuits より


上級王エメリックの回答
「これまでのところ、ハンマーフェルの中でダガーフォール・カバナントに加わっているのは高貴なるファハラジャード王に忠誠を誓う地域のみだ。ベルカースとドラゴンスターには賞賛すべき志をもつ勇敢な市民が多く住んでいるが、ハンマーフェルの北東部が何らかの集権的な代表を得るまでは、カバナントが条約を結ぶ相手も、クラグローンの市民を守るべき責任を負う人物も存在しない。今こそクラグローンの人々が共に団結し、自分たちが支持できる指導者を見つけるべき時だ。ダガーフォール・カバナントはシロディールで戦う軍に補給するため東西の交易路を必要としている。そのため街道の秩序を維持することに努めているが、現状ではそれ以上のことを約束することはできない。貴公のような学者ならば理解してくれるだろう」


「王陛下(それがあなたの称号だと言うなら)、記された歴史は人間がシロディールを支配できないということを教えています。第一帝国は正義の戦争の後に崩れ去り、アレッシア教団の狂信者たちの敗北の後には、タムリエルのあらゆる種族の敵であるアカヴィリが王座につくことになりました。これらの失敗は人間種の弱さを十分に証明しており、その傲慢さに見合った帝国を支配することなどできないと示しているのではありませんか?」──Bobcat より


レジーナ・トロイヴォイス宰相の回答
「上級王エメリック陛下による本日の謁見はここまでとさせていただきます。急のご出立となられることを陛下は心苦しく思われております。この侵入した詐欺師がさらなる……対話のために、獅子の守護兵団により別室へ連行されるまでの間、学者の皆様はしばしその場にてお待ちいただくようお願い申し上げます。今一度、興味深い質問をありがとうございました。陛下との謁見の様子を書かれる際は、陛下の暖かみと親しみやすさについて言及することをお忘れなきよう。本日は以上となります」



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Elder Scrolls Online公式サイトにて掲載されたLoremaster’s Archiveの記事を日本語訳したものです。ESOゲーム内書籍として実装されていない本については英語の題名と著者名を併記してあります。ゲーム内書籍として実装されている本については、訳はESO日本語版同書籍のものです。

原文:Loremaster’s Archive: Reman II – The Limits of Ambition - The Elder Scrolls Online(https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/25013)

訳:かみつき 2023年6月

2023年6月1日木曜日

ロアマスターズ・アーカイブ:過去の再鍛

LOREMASTER’S ARCHIVE: RE-FORGING THE PAST

12/19/2014


キレス・ヴァノスが、ドゥエマーの製法を学ぶ彼女の生涯にわたる探求について語ります。

本日のアーカイブの調査では、才能ある鍛冶師でありドゥエマー研究者でもあるキレス・ヴァノスによる本を明らかにします。彼女は消えた種族の鍛冶の秘密を解き明かすことを願い、古代の書物と建造物の研究に何年もの日々を費やしてきました。

次のアーカイブでは、上級王エメリックその人が第二帝国の衰退にまつわる調査に私たちを導いて下さいます。王陛下の研究についてのご質問は……までお送りください。



『過去の再鍛』
キレス・ヴァノス著

RE-FORGING THE PAST
By Kireth Vanos


ドゥエマーの職人技を示すあの見間違えようもない刻印を初めて目にした時のことは忘れられない。まだ小さすぎて旅商人がテーブルの上に並べた商品を見ることのできなかった私を、父は抱き上げ、展示されているメイスや盾がもつ異様な光沢を見られるようにしてくれた。私は虜になった。今思えば私が目にしたその最初の作品は模造品だったのだろうが、私の生涯にわたる好奇心を刺激するには十分なものだった。

私は評判のいい鍛冶師だった父の下に弟子入りし、腕前が上達するたび、私を魅了するあのドゥエマーのデザインを再現しようと何度も繰り返し挑戦した。もっとも難しかったのは、言うまでもなく、お手本となる実物や指導を受ける手段がほとんどなかったこと──私は長年自分の記憶だけを頼りにするしかなかった。父は私に自分で遺跡を探索することは禁じていたものの、私の情熱を認めて、消え去った種族とその創造物について彼が手に入れられる限りの本を持ってきてくれた。

私が大きな進歩をとげたのは一人で行動できる歳になってからだ。私はすぐに、父が幼い私をドゥエマーの遺跡から遠ざけていたのがいかに正しい判断だったのかを知ることになった。経験豊富な冒険者にとってさえ、ああいう遺跡は油断ならない危険な場所だし、初めてで頭から突っ込んでいった私にとってはまさにそうだった。認めると、私は少し自信過剰だった。それに歩いているとき壁の穴からいきなりスパイダー型のコンストラクトが飛び出してくるとは予想していなかった。遺跡がまだ生きているだなんて考えもしなかった!

その時の私は戦闘の経験が浅く訓練も不十分で、もし鍛冶師としての技術がなければ、今こうして自分の話をできていたかどうかも怪しい。暗闇からさらに這い出てきた二匹のスパイダーの攻撃を私が盾で防ぎそびれた時、私の鎧は身を守ってくれた。そしてよくバランスの取れた私のメイスは奴らの真上にちょうど振り下ろされ、細かい部品と火花の雨を降らせた。それは自分でも知らないうちに終わっていて、気づいたとき私はシューシュー音を立てる金属の宝の山に突っ立っていた。

荷物に入るものすべて──外装の一部や、模様の刻まれた脚部、歯車やバネの詰め合わせ──を詰め込み、私は慎重に地上への道を引き返した。その日、八大神は私に微笑んでくれた。私が太陽の光に目を細めるまでそれほど時間はかからず、悪いことはせいぜい軽いひっかき傷やちょっとした火傷くらいだった。

戦利品と共に工房に戻ると、私は昼夜をかけて新作のメイスに取り組んだ。父が見つけてくれた古代の文書のひとつに習って、苦労して手に入れた部品を鍛造の工程で補強するために使った。それこそ私がずっと逃していた秘訣だということはすぐにわかった! その眠れぬ一週間の成果はこれまでどんな学者や鍛冶師、遺物商からも複製だと見抜かれたことはない。

これを読んでわかるとおり、ドゥエマーの製法で鍛冶をすることは、半端な熱意で出来ることではない。希少な古代の文書を探し出し、今も危険なコンストラクトが暗闇に潜む失われた文明の遺跡で自ら材料を手に入れることができるのは、本当に熱心な職人だけだ。もしあなたがこの仕事に挑みたいと思っているなら、私のこの経験から得られるものがあるのを願っている──そして、もしそうじゃないなら、けして遺跡には近づかないこと!



キレス・ヴァノスがあなたの質問に答えます:
KIRETH VANOS ANSWERS YOUR QUESTIONS:


「ドゥーマーの兜の顔を覆う部分の真ん中に直線がある理由を知っていますか? これは単なる美的なデザインだったのか、あるいは何らかの機能的な役割も果たしているのですか?」──Solus Lighthawke, Dwemer Scholar-in-Training より


キレス・ヴァノスの回答
「左右両側、あるいは複数の辺による対称性はドゥエマーのデザインにはかなりよく見られる要素なの。それがいつ機能的でいつ美的なのか、あるいは両方なのかを知るのは難しい場合が頻繁にある。多くの文化では、双の象徴はアービスにおけるアヌ/パドメイ(※Anuic/Padomaic)の二元的な性質を表しているけれど、ディープエルフは神々を拒絶したと言われているから彼らの場合はこの説明が当てはまらない。もちろん、人の顔の真ん中に線を引けば途端に威圧的に見えるようになるし、そういう単純な理由なのかもしれない」


「私たちがタムリエルの地表で見つけられるドワーフの鉱石は、実はドゥエマーの鎧を作るのに使われた金属ではなく、それと間違えられた、いわゆる"愚者の"ドワーフ鉱石なのですか? ドワーフの伝説的な錆びない鎧や武器などを作るために使われた金属そのものとは違うのでしょうか」──ICEbweaka9 より


キレス・ヴァノスの回答
「一般的に"ドワーフの鉱石"と呼ばれているものは、実際のところ、遠く昔に消えたドゥエマーによって鍛えられた金属と見た目が似ているからそう名づけられたに過ぎない。金属の専門家として言わせてもらえば、たしかにそういうドワーフの鉱石は丈夫な物質ではあるけれど、ドゥエマーの道具から採取された本物とは比較にならない。だからこそ、ドゥエマーの製法には本物のドゥエマーの金属が必要になるわけね」


「よきヴァノスよ。この者は考えていた──あなたを最初にドゥエマーの鎧の研究に駆り立てたものは何だったのだろうか?」──Razum’dara, Wayward Khajiit Scholar より


キレス・ヴァノスの回答
「ドゥエマーのデザインの中にある、何かシンプルで幾何学的な優雅さのようなものが、私の中にある構造と仕組みに対する内なる欲求に訴えかけてきた。ディープエルフは邪悪な異端者だったかも知れないけど、八大神にかけて、彼らは物事を正しく行うことの重要性を理解していたのよ」



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Elder Scrolls Online公式サイトにて掲載されたLoremaster’s Archiveの記事を日本語訳したものです。ESOゲーム内書籍として実装されていない本については英語の題名と著者名を併記してあります。ゲーム内書籍として実装されている本については、訳はESO日本語版同書籍のものです。

原文:Loremaster’s Archive: Re-forging the Past - The Elder Scrolls Online(https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/20017

訳:かみつき 2023年6月

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