LOREMASTER’S ARCHIVE: ZAKHIN’S MANY HEROES
08/01/2014
ベールをとったアザディエ、レッドガードの歴史家にして文化学者が新しい本を共有します。
今日、私たちはハンマーフェルのレッドガードにまつわる研究のアーカイブにたどり着きました。ベールをとったアザディエはクラウン派のレッドガードたちの中で名の知れた歴史家にして学者で、ヨクダのルーツを固く守る伝統主義の権威として知られています。彼女はあなたの質問に答え、2冊の伝承の本を紹介してくれます。
次回のために、エイドラとデイドラの正体についての質問を……まで送ってください。エリンヒルのファラスタスが答えてくれるかも知れません!
『ザキンの多くの英雄』
ベールをとったアザディエ 著ZAKHIN’S MANY HEROES
By The Unveiled Azadiyeh
月耀、若きザキンは修練を終え、灼熱の砂を越えて家路を急いだ。伝説の明るい炎が彼のその足取りを動かしていた。そして家に帰るとこう言った。「ママ、僕は大きくなったら、砂丘動かせしハフセタのようになるんだ。どんなに苦労しても、友達の誰よりも強くなるまで練習するんだ! そうすれば、大きな栄光が我が家に訪れて、誰もが僕の名前を知るようになるんだよ」彼の母は、息子が強さと忍耐を理解し始めたことを知り、微笑んだ。
翌週の火耀、ドアが開く前から、ザキンの楽しそうな声が母の耳に届いていた。「ママ! ママ! 僕が大きくなったら、不屈のメミイレのようになりたいんだ。友達を助けるために、たった一人で軍隊と戦うんだ。もし誰かが僕の名前を、サメクが僕を砂のパンツって呼んだ時みたいに呼んだって、仲間を敵の好きなようにさせたりしないんだ」彼女は再び微笑み、忠誠と赦しの物語が彼の心に宿ったことを誇りに思った。
そしてまた月耀、ザキンは再び家に戻るなり叫んだ。「ママ、僕はこれから誰になると思う? 九つの黄金の塔のラジマハルみたいに、銀の蹄を持つ黒い馬に乗って、盗賊の領主を洞窟から追い出し、その戦利品で貧しい人々のための家を建てるんだ!」この名誉と慈愛に満ちた言葉を聞いた彼女はとても喜び、その夜、彼には二つだけ多くイチジクが与えられた。
続く木耀、ザキンは新たな発想を得て家に戻った。「僕はフランダー・フンディングのようになるんだ! 僕の剣を歌わせて、強大な軍隊を率いるんだ。どんな敵にも負けない、あらゆる可能性を考えて戦略を立てるんだ」彼女は誇らしさに顔を綻ばせた。母親なら誰でも、息子が人々の先頭に立ちし、慎重に考えてくれることを祈るものだからだ。
金耀、若きザキンが目を輝かせて修練から帰ってきた。彼は叫んだり、新しい英雄を宣言したりはしなかったが、暑さの中から入ってきて、お気に入りのクッションに無言で座り、ずっと母親を見ていた。「それで」彼女は尋ねた。「今日は誰になるの?」彼女がほとんど言い終えないうちに、彼は飛びついて答えた。「僕は新しい英雄になる。そしてみんなが修練のとき小さな子供たちに僕のした事を伝えるんだ!」
この時こそ、彼女は涙を流した。
ベールをとったアザディエがあなたの質問に答えます:
THE UNVEILED AZADIYEH ANSWERS YOUR QUESTIONS:
「『グリンティング・タロンズ』を読んでいたのですが、ターヴァはヨクダ版のキナレスであることが知られているのに、光や太陽についての言及が多いのが、場違いに感じられました。メリディアとカイネの関係の可能性について言及した議論を思い出しました。アイレイドにおけるメリディアの位置と、彼らが文化的にそれを鳥や羽と同一視していることから、『グリンティング・タロンズ』という本は意図的にこれらの神々の類似性を描き、その結果、ターヴァがいわばミッシングリンクになっているのではないかと思ったのです」── Phil W.より
ベールをとったアザディエの回答
「Philよ、血と闇で心の曇ったタムリエル人の、混乱した誤解に惑わされてはならない。ターヴァは空気の精であり、天候の女神として、太陽と嵐のすべての要素を支配しています。カイネとキナレスは彼女の影であり、シロディールの塵やスカイリムの雪を通してぼんやりと見えるイメージである。もちろん、ネードの民(※Nedelings)とノルドの民(※Nordlings)が神々を崇拝することは、たとえ彼らの理解が間違っていても賞賛に値するものです。サタカルが我々を捕らえに来る前に、彼らが真の道に到達することを願うばかりです」
「“メリディア "については、悪魔の名と神の名を混同してはならない。彼女はムンダスの彼方からの侵入者であり、我々の世界の一部ではない。行きなさい、おおフィルよ、自分の過ちを反省し、誤りの道を歩まぬように」
「何かで読んだのですが、マオマーの支配者であるオルグナム王は”サタカルの蛇神”と言われています。これはヨクダの神話や歴史にとってどのような意味を持つのでしょうか? マオマーが蛇に取り憑かれているのは知られているし、レッドガードもそうです。もしかして、レフトハンド・エルフとマオマーの間にはつながりがあるのではないですか?」── MareloRyanより
ベールをとったアザディエの回答
「Marelo at-Ryan、あなたの言うとおりかもしれません。あなたの言葉には知恵の香りが漂っているが、それが完全なる真実であるかどうか、私には確かなことは言えません。レフトハンドエルフについては、私は語る言葉を持たない(彼らに八つの深淵に呪いがあらんことを)。彼らの忌まわしい行為を思い出すことは、私たちの日々を暗くするだけです──それに、いったい誰が、私たち一人一人がトゥワッカのもとへ召される前に持つものを少なすぎるなどと言えるでしょうか?」
「マオマー については、シニストラル・マーとの関係がどうであれ、彼らがストロス・ムカイの北側に来ることはない。恐るべき海の戦士たちが、ハンマーフェルの海岸には近づかないように教えたからです。いわゆる「不死の君主」であるオルグナムは、真のサタカルが到来すれば(それは今日からずっと先のことかも知れませんが、けして避けられない)、自分がそれほど不死ではないことに気づくことでしょう」
「アッシュ・アバのような孤立したレッドガードのコミュニティは他にもありますか? また、もうひとつ質問があるのですが、アリクルの遊牧民の正式名称は何というのでしょうか? 彼らはただAlik'rと呼ばれているのですか?」 ── WaywardSwordsmanより
ベールをとったアザディエの回答
「アッシュ・アバは汚れた部族でありながら、トゥワッカに祝福された機能を果たしており、ハンマーフェル南部にも兄弟部族がいる。寒き北方にはレッドガードの道を外れた部族があり、馬の民(※the Horsemen)とだけ呼ばれているという話を聞いたことがあるが、これは単なる伝説かもしれない。もちろん、Numanehの追放された太陽を喰らう者たちもいるが、彼らの話をすることは禁じられています」
『目を覚ますよう願う』
ベールをとったアザディエ 著
長身のパパはその指で散在する星に軽く触れ、その影は視界内外の地平線を超えてどこまでも伸び、その権威は前の世界と次の世界の霊魂を支配する。そんな彼でも子供達には慈悲深い。我が兄弟と姉妹が蛇のとぐろで締めつけられているのを見ると、私の心は痛みます。彼らは聖なる教えから目を背け、当然感じるべき羞恥心に唾を吐きかけ、錆びた剣を我々の伝統の心臓に突き刺すのです。彼らは皇帝達のぜいたくな暮らしに目がくらみ、誘惑されてきた。だから私は古き習わしを破った罪をここに暴露する。ラプトガよ…彼らがしっかり目を開き、この罪のおぞましき様相を認識し、そして悔い改めることを祈ります。
我々は真理を知っています。なぜなら真理は語られたから。「先人を敬え。先人の言動をおろそかにする者は、自分の剣を折りそれを燃える風の中に投げ込むようなものだ」。しかしセンチネルで、ヨクダ語の歌が宮殿の広間に響くことはありません。異国の英雄達の物語が、耳障りな言葉で語られるだけです。我らが先人の父の言葉は甘い水を切に求めるが、彼らの伝説は崩れて埃と化すでしょう。我々が世話を怠れば、新たな終わりの時が、前回よりもっとひどい形で再び訪れるでしょう。
我々は真理を知っています。なぜなら真理は語られたから。「”戦士の波”を邪魔する恥知らずに慈悲など必要ない」。しかし我が兄弟と姉妹は従順にも追放者達を同胞として受け入れ、我々の名誉を泥まみれの足で踏みにじり、我々の歴史を常に汚しています。そのようなことが許されているのを見て、私のような忠実な鳴き鳥の心は傷つく。ターヴァの目には血の涙がにじみ、ダイアグナの剣を持つ腕が裏切りの深紅で燃え上がるのは言うまでもありません!
我々は真理を知っています。なぜなら真理は語られたから。「従うべきはヨクダの神々のみだ。血の通わない肩によりそい、自分の力の弱さに唾棄する者から、碧落の岸は遠ざかっていく」。しかし緑の地の優しき王は我々の子供達に命じるのです。彼は白金を見つけるために、子供達を死へと送り込む。彼は子供達のたくましき背中に乗って上へと登る。彼の神の指が私達の心臓を突き刺し、モルワは頭を振る。
兄弟姉妹よ、これを読みなさい。あなた達は体の左側に仕事を与え、灼熱の太陽に目を閉じた。今や沈んでしまったヨクダの記憶が薄れるにつれて、あなた達の名誉には暗い影がさすでしょう。だがすべてが失われたわけではない。剣を持ちなさい。先人達のやり方で鍛えられ、正義の炎で精製され、真の名誉で鋭く研がれた剣を。道を誤った「新たな動き」を捨て去り、家族のもとへ帰るのです。彼らはあなたの過ちを許してくれるでしょう。だが、早く帰らなければ手遅れになります。
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Elder Scrolls Online公式サイトにて掲載されたLoremaster’s Archiveの記事を日本語訳したものです。ESOゲーム内書籍として実装されていない本については英語の題名と著者名を併記してあります。ゲーム内書籍として実装されている本については、訳はESO日本語版同書籍のものです。
原文:Loremaster’s Archive: Zakhin’s Many Heroes - The Elder Scrolls Online(https://www.elderscrollsonline.com/en-us/news/post/1103)
訳:かみつき 2021年5月